映画「ブロークバック・マウンテン」DVDの感想・その2
管理人さんにオカマの妄想を炸裂させたコメントを寄せたら、ウチの「店」を紹介してくださったので、再びこの映画について思った事をいくつか書いてみます。長文になります。
一つ目。冒頭、アギーレがイニスとジャックに仕事の指示をしている最中に電話がかかってくる、アギーレが電話で話をしている最中、イニスとジャックがうつむく。
ここから。まずイニスがうつむいているジャックに視線を向ける。イニスまたうつむく。今度はジャックがうつむくイニスに視線を向ける。このタイミングが絶妙。ここでそれぞれが、相手のことをどう思っているのかはわからんが、無意識のところですでに強く結ばれているようで、この場面は好きですね。あとこの場面のイニス、顔がまるで「湯上りの男」ですね、って「それは円楽師匠でしょ」と思った人は何人いるかしら・・・
二つ目。この映画の登場人物で一番ゲイらしいのは、意外やラリーンのオヤジさんなの。
その理由なんだけれども、まずノンケの人は、ことさら男らしさを女に見た目でアピールすることってないわよね。そりゃ多少は格好の良いところを見せようと色気づくだろうけれど、見た目とか、そんなの意識せずとも恋愛して結婚しちゃってる人の方が多いんじゃないかしら。実際、ノンケの人で、年取ってくるとおなかが出てくる人多いわよね。健康も見た目も意識してない証拠と思っていいでしょう。
でもゲイの人は、見た目の男らしさをことさら強調する人が多いのね。夏になるとタンクトップを着たり、短髪だったり、ヒゲを生やしたり、体を鍛える事に対する執心が強い人もいるわけよ。意識しすぎて逆にノンケの男達の中に入ると浮いて見えちゃうわけよ。そういう人ほどゲイバーで喋るとオネェ言葉だったりするのよね・・・もちろん、ゲイの世界にも、見た目も健康も意識してない人はいっぱいいますよ。
役者さんがノンケかゲイかなんてわからないけれど、あの映画の中のラリーンのオヤジさんは本当に「ゲイゲイしい」のよ。男らしさを強調しすぎてるから。ジャックは見た目ではヒゲも生やしているけれど、オカマが知ってる「見た目の男らしさをことさら強調するゲイ」とは違うのね。
ジャックはラリーンのこともちゃんと愛しているようにオカマには見えたのよ。ジャックはイニスと一緒に暮らす事を夢見てはいたけれど、いざイニスがオッケー出したら、ジャックはラリーンのことが可哀相になって、離婚ができなかったんじゃないかしら。よく不倫しているひとが、不倫相手に「妻とは離婚する」とか言っといて結局離婚しないのと同じなのかな。ジャックはとにかく良い意味でも悪い意味でも「優しい人」なのよ。
まぁ、この映画は観るたんびに感想変わる摩訶不思議な映画だから、そうだと決め付けられないし、文章で表現するのもエラい難しい。そこがこの映画の最大の魅力なのかしら。
三つ目、ジャックからハガキが届いた時のイニス。ジャックは女じゃなくて男なんです。だからあの時点ではアルマに「オマエと結婚する前にブロークバック・マウンテンで放牧の仕事してただろ?あのとき一緒だったヤツだよ」と言ってもまだ何も差し支えないはずなのに、「釣り仲間だ」と言っちゃうあたり、ハガキを読んだ時点で「妻に隠れて『ヤル気』マンマン」の証拠です。こういう男性は、アルマに「激突キス」を目撃されてなくても、違う形でジャックとのことがバレちゃうんだろうな。ここらへんは、彼氏やダンナに浮気されたことのある女性、浮気が彼女やカミサンにバレたことがある男性のほうが、よくわかるんじゃないかしら。
最後は、これはオカマの勝手なんだけれども、あの「激突キス」の場面の、帽子が落っこた時のジャックの髪型、いいですね、クセ毛なのかしら、それともパーマか、スタイリングしてるのか、わからないけれどオカマもマネしてみたいわ。まぁ似合わねぇだろうなぁ・・・
今日はここまで!また来てねー!!
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